世の中には、 肩こりや腱鞘炎になりにくいように、人間工学に基づいたキーボードが多数開発、販売されております。大手メーカーであるマイクロソフトやロジクールなども開発しており、キーボードだけでなくマウスなどでも多数発売されているため、皆さん聞いたことはあるのではないでしょうか。
そんな中でも、最高に使いやすいと言われる、通称割れるキーボードの【Mistel Barocco MD770】を購入しましたので、レビューしていきたいと思います!
MD770の特徴
MD770/MD770RGBは、キーボードを半分に割ったような設計をしていて、これにより腕を自然な形で広げながら文字を入力することができるんです!
今までは、K230というコンパクトなキーボードを使っていたため、とても窮屈な印象がありましたが、こちらのキーボードに変えたことで、椅子の肘掛けに手を置きながら、文字を入力できるようになったため、とても楽な姿勢で文字を入力することができるようになりました!
このように、左右に離して使うことができます。写真では、日本語のキーボードになるようシールを貼っています。実際は、英字キーボードなのでご注意ください。
仕様について
PCとの接続は、Type-CのUSBを使用します。また、マクロ機能を使うことでお好みの配列に組む事ができます。
文字は英語配列だったので、自分は別途に日本語キーボード用のシールを買って貼り付けています。
MD770は左右に分離されていますが、その2つは有線でつながっており、完璧な無線のシステムを組むことはできません。最初は、コードがじゃまになるかなぁ?と心配でしたが、そんな気になることはありませんでした。
軸は、沢山種類があるため、後述します。
MD770の種類
MD770は【MD770RGB】、 【MD770RGB BT】と全部で3種類の機種が発売されており、また更にキーの軸の種類を含めると、沢山の種類が発売されております。その違いを見てみましょう。
MD770RGB BT
こちらは、Bluetoothを使用することで、パソコンとの接続を無線で接続することができます。ただし、左右のキーボードは有線で接続する必要があります。
また、LEDモードを使うことで、キーボードを光らせることができます。ただし、光らせると電池の消耗が早いので、こまめな充電が必要になってくるでしょう。
軸の種類は、茶軸・青軸・赤軸・静音赤軸・スピードシルバー軸の5つが用意されています。
※軸の違いについてはまた後述します。
MD770RGB
こちらは、Bluetoothの機能を除いたものになります。
軸の種類は、茶軸・青軸・赤軸・静音赤軸の4つが用意されています。
※軸の違いについてはまた後述します。
MD770
こちらは一番スタンダードな製品です。無線もLEDモードにして光らせることもできません。
軸の種類は、茶軸・青軸・赤軸・クリア軸・静音赤軸の5つが用意されています。
※軸の違いについてはまた後述します。
軸の違いについて
MD770のシリーズでは、CHERRY MX スイッチというのものが使われていて、以下がその軸の違いになります。
茶軸
入力時にクリック感があり、押した感じがとても心地よい(個人的な感想)です。また、クリック音もそこまでうるさくなく、初心者の方におすすめかと思います。しっかり入力した感じが欲しい方にはこちら。
MD770 茶軸
MD770RGB 茶軸
MD770RGB BT 茶軸
赤軸
通常入力やゲームに使いやすく、またメカニカルキーボードの中でもエントリーモデルに使用されることが多いらしく、こちらも初心者の方におすすめです。軽いキータッチが好きな方にはこちら。
MD770 赤軸
MD770 RGB 赤軸
MD770 RGB BT 赤軸
※2021年10月探してもありませんでした
青軸
印象的なクリック感と、音がでる特徴的なスイッチです。音がでるキーボードが好きな方、ゲームに使い方におすすめです。
MD770 青軸
MD770 RGB 青軸
MD770 RGB BT 青軸
静音赤軸
赤軸と同様の軽いキータッチが特徴的で、底打ち時の入力音を低減させ、静音化させています。静かなところで使用したいはぜひこちらを。
MD770 静音赤軸
MD770 RGB 静音赤軸
MD770 RGB BT 静音赤軸
スポードシルバー軸※MD770RGB BTのみ
入力までの位置を短くすることで、素早い高速入力を実現しています。0.1秒を競うゲーマーの方におすすめかと思います。また、赤軸と同じく軽いキータッチが好きな方におすすめです。
MD770 RGB BT スピードシルバー軸
※2021年10月探してもありませんでした
クリア軸※MD770のみ
しっかりとした重いキータッチが特徴で、入力時にクリック感が欲しい方におすすめです。茶軸よりおもく、しっかりとしたタイピングが好きな方におすすめです。
MD770 クリア軸
仕様表
共通の仕様 | |
サイズ | W320 x D140 x H28〜34.5mm |
キー配列 | 英語US配列 / 85キー |
テンキー | なし |
キーキャップ種別 | PBT2色成形 |
マクロ機能 | 有り |
メディアキー・オンボードメモリー | 有り |
保証期間 | 1年 |
MD770 | MD770 RGB | MD770 RGB BT | |
重さ | 810g | 810g | 860g |
バックライト機能 | なし | あり | あり |
接続方式 | USB2.0 | USB2.0 | 無線:Bluetooth Ver.3.0 / 有線:USB2.0 |
連続使用時間 | / | / | 最大15時間程度 |
バッテリー充電時間 | 2.5時間程度 |
個人的な使用感
実際使ってみて、文字の入力など、肘置きに置きながら使うことができるので、腕が疲れにくく、とてもストレスが軽減されているのがわかります。ただ、テンキーが無いので、数字を頻繁に入力する方は別途用意する必要があるかもしれません。
また、左右が割れているため、いままでいい加減にタイピングしていた癖があったりするとちょっと慣れるまで時間がかかるかもしれません…笑(自分は癖でたまに右手でT・G・Bを押していたり、逆に左手でY・H・Nなどを押していたので、左右が離れていると、押そうとしてもからぶりになってしまう…笑)
今までの癖を改めて、しっかりとしたキー入力をできるようになりたいです…笑
文字の入力に関してはとてもストレスがないのですが、アプリでの作業中はもしかしたら使いにくいかもしれません。片手でマウスを操作しながら、キーを入力するので、エンターを押したいだけでも結構左手を動かさないといけなくなってしまったり…
アプリで作業を行う場合は、また違うキーボードを用意したほうが良いかもしれません。